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料理とともに欠かせない接客サービスは、どのお客様にも評価を得ているようです。
取材日は、あとのスケジュールが詰まっていたため少々焦り気味だったこちらの気持ちを察して、女性スタッフのさりげないそして痒いところに手が届くような気配りにいたく感心しました。
決して押し付けがましいものではなく、とても気持ちのよい対応に好感が持てます。
フロアを任されている木村さんの、カウンター越しのおしゃべりも、料理に一味を添えてくれます。
落合さんは、フロアと厨房のコミュニケーションを大事にしています。それは、お客様の情報は、フロアでの接客から得るものだからだそうです。
お客様一人一人が、年齢も違うし、好みも違う。そして体調も違う。しかし、できるだけお客様の要望にこたえたものを供したい。お客様に喜んでいただきたい。そんな気持ちを大切にしているのです。
だからこそ、落合さんはここでは1番の料理は出せない、と言います。なぜなら、「お母さん」の作る料理にはかなわないからです。「お母さん」は、家族の体調も好みもすべて知り尽くしています。それにかなうことはないのだそうです。
「料理は舌においしく感じるものではなく、心においしく感じるもの」
「相手のために作ること」を、腕や技術にも増して大切にしている落合さんらしい言葉です。
厨房には落合さんの考え方に共鳴したかのように、心持ちのやさしい若者たちが入店し、日夜修行しています。
15歳から落合さんの下で、一から料理と接客を学んでいるスタッフや、学生時代にアルバイトしていて、そのまま卒業と同時に、お店に入ったスタッフなど、落合さんの人柄がわかります。
そんな落合さんの休日は、中華に限らずさまざまな業種のお店にでかけ、味の研究に余念がありません。
これから先の春メニューも楽しみなところです。一顧客として、心から期待し、応援していきたいお店です。
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