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一昔前、半纏(はんてん)とこたつは
日本の冬の家に必要不可欠な品でした

一家にひとつはおいておきたい枕
子どもたちに人気の枕
健康枕「肩楽寝(かたらくね)」 5,250円
そばがら 1袋1キロ入り 690円

全ソバ枕はロングセラー商品
椅子に使う人も多い小さめの座布団
銘仙も八端判もあります
国分寺市から技能功労賞を受賞しています
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日之出屋寝具店には、掛けふとん、敷きふとんのほかにも、半纏(はんてん)や枕、そして今では懐かしいかいまきなども扱っています。
取材では、記者も含めてかいまきを使っていた時の話がでて、その暖かさを口々に語り合いました。肩口が袖に包まれて温かいだの、体をすっぽり包むように上に掛かるので、昔の家では本当にあったかかったことなど、体験者ならではの話に花が咲きました。
実はこのかいまき、作り手にとっては一番難しいものだそうです。確かに曲線があちこちにあり、襟の辺りの細い部分の綿入れなどは難しそうです。一度、日之出屋さんの品質をかいまきで確かめてみるのもいいかもしれませんよ。
昔ながらの商品と並行して、最近人気の健康枕やぬいぐるみの枕なども、店内には揃えてあります。お手玉枕といわれる小さめの四角い枕は、ごろりと寝転がってお昼寝するときやTVをみるときにちょうどよさそうです。
他にも子どもたち向けにミッフィーやブタのキャラクター枕があります。おばあちゃんから孫へのプレゼントにいいですね。
健康枕の「肩楽寝(かたらくね)」は、今年よく売れています。“医者がすすめるまくらです”をキャッチコピーに、若者から年配の人まで幅広い人気があります。圧力バランスがよく、肩こりの人におすすめとのこと。
こうした最近話題になる枕と対照的に、そばがら入りの枕はロングセラー商品として、その地位は不動です。
そして、そばがらだけ買っていかれるお客さんも多いそうです。枕に入れる分量を多くしたり、少なくすることで、枕の高さを調整でき、頭の形にそって自然体を常に保ってくれるそばがら枕は、その存在は目立ちませんが愛好者も多いのでしょう。
枕のように、流行はありませんが、座布団も生活スタイルが和から洋へ変化していく中で、少しずつ形を変えながら時代のニーズに応えています。
畳の上での生活から、椅子に座る生活へと日本人の生活スタイルも変化してきました。以前は、八端判のように、おしりと足までをすっぽりとのせてくれる、大きめの座布団がどの家も主流でした。
現在は、部屋面積が比較的広くなったとはいえ、座布団は小さ目が好まれています。そして、ソファや椅子にこの小さめの座布団が置かれることもしばしばです。
小さめのものは、ウレタン入りの平べったいクッションと、綿入れの小座布団があります。座り心地でいったら、やはり綿入れのほうを強くおすすめします。
特に職場などで長時間座りっぱなしになる人は、この小座布団で疲れを癒してほしいと思います。
かくいう私もこの日1枚買って来て、椅子に敷いてお尻と腰と心を癒しています。座布団ですからそんなに上質の綿を使っているわけではありません。それでもじんわりとした気持ちよさがあります。
この気持ちよさをみなさんにお伝えしたいと思い、日之出屋さんに読者プレゼントをお願いしたところ、快く承諾していただきました。(プレゼントの応募は最後にあります。)
最後に飯田さんご夫婦に、ふとんやを営んできた感想をお聞きしました。
奥さんは、子育てをしながら縫製を担当し、仕事と子育てや家事の両立が大変だったと振り返ります。
ご主人の飯田さんは、「ふとん職人」であることにこだわりと誇りを持っています。息子さんと娘さんが、いまや立派に会社を興して、一人立ちしている話をする様子は、腕一本で生活を支えてきた自信がみられます。その顔には、ふとんを作り続けて半世紀になる職人の深い皺が刻まれています。
そして、ご両人ともに、異口同音に答えたのは、「お客さんに、ふとんを使ってみて『あたたかくてよかった』と言われるときが、一番うれしい」という単純明快なものでした。
これからも再開発が進む国分寺で、相談できるふとんやさんとして、その存在をさらにアピールしてほしいと思います。
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