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今月のクローズUP 第32回 日之出屋寝具店

年末の声があちこちで聞こえはじめるころになりました。同時に、新年の準備を考える季節です。今では昔のようにきちんと年中行事として大掃除をする家は少なくなりましたが、年末には家中のホコリを払い、新しい衣類をそろえて新年を迎えたものです。その準備に、新しいお布団を用意する家もありました。昔ながらの布団やさんに、国分寺の今昔を聞きながら、布団のよさを聞いてきました。

■国分寺と歩むふとんの老舗

国分寺駅周辺の再開発事業が、ここ数年活発に行われています。国分寺が特別快速電車の停車駅となったころから、急速に町の景観も変わってきました。その一方で、「名水百選」に選ばれるような昔から変わらぬ自然に恵まれた環境を大事に保ってきているのが国分寺です。

そんな国分寺らしさを1軒のお店に見ることができます。南口から徒歩3分の日之出屋寝具店は、創業40年のふとんやです。昭和39年に国分寺に店を構え、ふとんの仕立て、販売をしながら、地域の振興にも積極的に取り組んできたお店です。

店主の飯田さんは、東京へ出てきてふとんやで丁稚奉公をしてきた苦労人です。今では「丁稚奉公」という言葉も死語になりつつありますが、商家で住み込んで働きながら、仕事を覚えていきました。

修行時代は、睡眠4時間の生活が続いたとのこと。朝は、工場から綿を取りにくるのが6時なので、その前に準備をしなくてはなりません。夜は仕事が終わるのが12時近くで、それから銭湯へ行き、寝るのが2時過ぎだったそうです。

新宿の「日之出屋寝具店」で修行を始めたのが昭和27年。その後12年間ふとん作りの技術を学びます。当時は学ぶというよりも、むしろ見て技術を盗む、といったほうが近いのかもしれません。

その店には皇室職人も来たそうで、ふとんを仕立てるのを見聞きして、技術を体得していきます。現在その技は、国分寺の技能功労賞で表彰されるまでになりました。

独り立ちとなるのれんわけでは、本店の近くに出店することはできず、郊外の国分寺で商売を始めます。
本店に配慮して新店舗の住所を顧客に知らせずにきたものの、顧客が電話局で探して追いかけてきたそうです。

その後、お客さんの紹介で次から次へと顧客も増え、高度成長期の日本とともに右肩あがりの成長をお店もしていきます。

その頃の写真を何枚か出していただきました。子育てのかたわら、店番をする奥さんや、店先で兄妹仲良く遊ぶ様子は、懐かしい昭和の香りが漂います。

商店も今とは違って、みなぎるような活力が写真を通じて伝わってくるようです。趣味が野球の飯田さんは、商店会の若い従業員の余暇作りに野球部の監督をしたり、町全体の盛り立てに幹事として腕を振るっていたようです。

今では、町並みも木造から鉄筋になり、店先で遊んでいた子供たちも自分の会社を持つようになりました。国分寺の町の変容とともに歩いてきた日之出屋寝具店は、国分寺の湧水のように、環境が変化していく中で変わらないその確かな技術を
静かに湛えています。


昭和40年頃の日之出屋寝具店


昭和後期の日之出屋寝具店
両隣の景観もまったく違います



現在の日之出屋寝具店



創業間もない頃


店先は子供たちの格好の遊び場でもありました


「やさしく走ろうTOKYO」のキャッチコピー

■「ふとんが生きる」技術


角が立っているふとん


左:純綿       右:化繊綿
純綿は1本が長く伸びやかさを感じるが、
化繊綿は縮れて丸まってしまっている



薄い綿を1枚1枚重ねていきます
四隅は丁寧に、職人の腕の見せ所



綿を押しつぶさないように
全身の神経を使って作業



最高級といわれる天津綿
これで作るふとんは一生もの
最近では若い男性がお店の人と相談して
ためらわずこの綿を選んで注文したそうです


側生地を好みで選びます


鯨尺(くじらじゃく)とメートル尺

年配の方は、「○尺○寸」といって注文されることもあり、ふとんやさんに なったばかりの頃の奥さんは、覚えるのがたいへんで、換算表を作って工夫していました。

国分寺の町が変わっていくにつれ、北口南口あわせて10軒はあったふとんやさんも、今では2軒だけになりました。

その中の1軒である飯田さんに、ふとんのよしあしについて聞いてみました。

飯田さん曰く、よいふとんというのは、「ふとんが生きている」のだそうです。それはいったいどういうものかとたずねてみると、左の写真のように角が立っているような、まるで息をしているようなふとんをいうそうです。

この「生きている」秘密は、中綿と仕立て方にあります。飯田さんが取り出してみせてくれた2種類の綿をよく見ると、1本1本の綿の長さや繊維の質が違います。

化繊綿は、純綿に比べて生産も安定しているため価格もお手ごろです。しかし吸湿性は非常に悪く、だまになりやすいデメリットがあります。さらにいうと、静電気が起こりやすい性質のため、ホコリがくっつきやすいとも言われています。日干しをして、あまりふっくらしないのはこの化繊綿です。

純綿は、ご存知のように植物からできていますので、吸湿性に優れています。もちろん、日干しなどのメンテナンスは必要です。しかし、1本1本の繊維が長く、空気を十分に通す素材なので、何回でも蘇生する力があるようです。

天日干ししたふっくらとした暖かな布団で寝たときの心地よさは、母の愛情のようなぬくもりを感じます。幼い冬の日の夜を思い出す人も多いのはないでしょうか。

よいふとんを作る大切な要素は中綿の素材だけではありません。仕立て方で出来栄えがぐんと違ってきます。機械を使って、量産のために作るふとんと、職人の手によって1枚1枚出来上がるふとんは、使っていくうちに差が出ます。

綿入れの時に隅々まできちんと重ねて綿を入れる職人の技は、機械には真似ができません。四隅にしっかり綿が入っており、真ん中に綿を多く敷く作業をきちんとこなすことができるのは、人の手によって初めてできるものなのです。

こうしてできたふとんは、広げたときに均一に重さが分散するので、重量感をあまり感じることはありません。

それでも最近の家庭では、羽毛ふとんをはじめ化繊綿や混綿のふとんが多くなっています。それはひとつには簡単に洗えることや、日干しもそれほどまめに行わなくていいことが理由です。

生活スタイルが多様化する中で、どれがいいというのは一概には言えませんが、長い目で見て経済的に使いたいのであれば、純綿のふとんをお勧めします。

最初に上質の綿を入れておけば、5~10年で打ち返しをして、一生使えるほど長持ちします。環境問題などを考えなければならない今の時代にも、適応した商品といえそうです。


お店では相談にいつでも応じてくれます。ふとん選びは、相談したほうが、いい買い物ができそうですよ。

ふとんの注文と打ち返し
新しくふとんを注文するときは、綿と側生地を選べば、2~3日で出来上がります。お値段は、12,000円くらいから3万前後まで。2万円前後のふとんを注文される方が多いそうです。使う綿やサイズによって違ってきます。背丈の長い人などは、ロングサイズでカスタマイズしてもらえます。

「打ち返し」といわれる数年使ったふとんの綿のリフレッシュ作業は、側生地をほどいて掃除をして空気を通したり、綿を補充したりします。その工程を経て、新品のようなふっくらさが戻ってきます。お値段はサイズやふとんの種類によって異なりますが、8,500円から。こちらは、1週間から10日かかります。

■商品に見る時代とお客様への思い


一昔前、半纏(はんてん)とこたつは
日本の冬の家に必要不可欠な品でした


一家にひとつはおいておきたい枕


子どもたちに人気の枕


健康枕「肩楽寝(かたらくね)」 5,250円


そばがら 1袋1キロ入り 690円


全ソバ枕はロングセラー商品


椅子に使う人も多い小さめの座布団


銘仙も八端判もあります


国分寺市から技能功労賞を受賞しています

日之出屋寝具店には、掛けふとん、敷きふとんのほかにも、半纏(はんてん)や枕、そして今では懐かしいかいまきなども扱っています。

取材では、記者も含めてかいまきを使っていた時の話がでて、その暖かさを口々に語り合いました。肩口が袖に包まれて温かいだの、体をすっぽり包むように上に掛かるので、昔の家では本当にあったかかったことなど、体験者ならではの話に花が咲きました。

実はこのかいまき、作り手にとっては一番難しいものだそうです。確かに曲線があちこちにあり、襟の辺りの細い部分の綿入れなどは難しそうです。一度、日之出屋さんの品質をかいまきで確かめてみるのもいいかもしれませんよ。

昔ながらの商品と並行して、最近人気の健康枕やぬいぐるみの枕なども、店内には揃えてあります。お手玉枕といわれる小さめの四角い枕は、ごろりと寝転がってお昼寝するときやTVをみるときにちょうどよさそうです。

他にも子どもたち向けにミッフィーやブタのキャラクター枕があります。おばあちゃんから孫へのプレゼントにいいですね。

健康枕の「肩楽寝(かたらくね)」は、今年よく売れています。“医者がすすめるまくらです”をキャッチコピーに、若者から年配の人まで幅広い人気があります。圧力バランスがよく、肩こりの人におすすめとのこと。

こうした最近話題になる枕と対照的に、そばがら入りの枕はロングセラー商品として、その地位は不動です。

そして、そばがらだけ買っていかれるお客さんも多いそうです。枕に入れる分量を多くしたり、少なくすることで、枕の高さを調整でき、頭の形にそって自然体を常に保ってくれるそばがら枕は、その存在は目立ちませんが愛好者も多いのでしょう。

枕のように、流行はありませんが、座布団も生活スタイルが和から洋へ変化していく中で、少しずつ形を変えながら時代のニーズに応えています。

畳の上での生活から、椅子に座る生活へと日本人の生活スタイルも変化してきました。以前は、八端判のように、おしりと足までをすっぽりとのせてくれる、大きめの座布団がどの家も主流でした。

現在は、部屋面積が比較的広くなったとはいえ、座布団は小さ目が好まれています。そして、ソファや椅子にこの小さめの座布団が置かれることもしばしばです。

小さめのものは、ウレタン入りの平べったいクッションと、綿入れの小座布団があります。座り心地でいったら、やはり綿入れのほうを強くおすすめします。

特に職場などで長時間座りっぱなしになる人は、この小座布団で疲れを癒してほしいと思います。

かくいう私もこの日1枚買って来て、椅子に敷いてお尻と腰と心を癒しています。座布団ですからそんなに上質の綿を使っているわけではありません。それでもじんわりとした気持ちよさがあります。

この気持ちよさをみなさんにお伝えしたいと思い、日之出屋さんに読者プレゼントをお願いしたところ、快く承諾していただきました。(プレゼントの応募は最後にあります。)

最後に飯田さんご夫婦に、ふとんやを営んできた感想をお聞きしました。

奥さんは、子育てをしながら縫製を担当し、仕事と子育てや家事の両立が大変だったと振り返ります。

ご主人の飯田さんは、「ふとん職人」であることにこだわりと誇りを持っています。息子さんと娘さんが、いまや立派に会社を興して、一人立ちしている話をする様子は、腕一本で生活を支えてきた自信がみられます。その顔には、ふとんを作り続けて半世紀になる職人の深い皺が刻まれています。

そして、ご両人ともに、異口同音に答えたのは、「お客さんに、ふとんを使ってみて『あたたかくてよかった』と言われるときが、一番うれしい」という単純明快なものでした。

これからも再開発が進む国分寺で、相談できるふとんやさんとして、その存在をさらにアピールしてほしいと思います。


♪「日之出屋寝具店」からプレゼントのお知らせ♪

今月のクローズアップを見ていただいている方の中から抽選で5名様に、綿入茶布団(小座布団)をプレゼントします。感想を添えて応募してくださいね。

→応募はこちらか

応募は、締め切りました。

たくさんの応募まっているワン!
なお、ご応募は、プレゼントを「日之出屋寝具店」さんまで受け取りにいける方に限らせていただきます。 当選者の方には、商品受け取りの前に地域ポータルサイト推進協会からご連絡を差し上げます。 商品の引渡し期間は2005年2月14日までとなります。
日之出屋寝具店
【営業時間】 9:30~22:00
【定 休 日】 なし
(夏季・年末年始あり)
新年は1月4日から営業します
【住所】 国分寺市南町3-26-33
【TEL】 042-321-5229
【交通アクセス】 国分寺駅南口より3分

■「日之出屋寝具店」の詳しい情報はこちらからどうぞ

 「日之出屋寝具店」の国分寺ショッピング情報掲載ページへ

国分寺ショッピング情報トップページへ

written by cherry


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■「今月のクローズUP」では、掲載店を募集しています。 ご希望の方は、掲載を希望されるポイント(うちの店はこんなことやってる、こんなところをみんなに知ってもらいたいという点)を必ずお書添えの上、kokubunji@shop-info.com までご連絡ください。

尚、ご連絡いただいたお店、全てを掲載することはできませんので、あらかじめご了承ください。

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